知財セミナー入門編~サイエンスしながら特許は書ける~を開催しました

審良プロジェクトでは専任の知財戦略コーディネーターである前田裕司特任教授を雇用し、本プロジェクトの知財力強化に取り組んでいます。

6月12日(火)、大阪大学IFReC棟・会議室において前田特任教授による知財セミナーを開催しました。

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トピック(一部抜粋)

    知的財産とは...

    産学連携は必要か

    ノーベル賞とサイエンス

    サイエンスと特許は両立するか?

    発明とは...

    発明の強化(企業が関心を持つ)方法

    特許電子図書館(先行特許出願調査の方法)


知財マインドはサイエンスを乱すようなものではない

今回は知財入門編ということで、大学において知財をどう考えるべきか、企業知財とは異なる点などについての大学知財啓蒙を目的として行いました。当日は、知財とは何かから始まって、特許になる発明についての説明や特許電子図書館の利用法など、概念から実際のデータの調べ方まで、自身の経験もふまえて説明がありました。 

特に強調されたことは、大学の研究者にとって、知財のことを考えても、サイエンスは乱れるものではないということと、知財があることで、研究成果を社会貢献につなげる可能性が広がるという点でした。高品質の知財には、良質のサイエンスが必要なのです。

コツは思考のスイッチング

サイエンスと特許の両立はバイリンガル的な思考で

セミナー参加者からは、わかりやすく大変役に立ったという声が多く聞かれました。その中でも特に「サイエンスと特許をそれぞれ思考するときに、バイリンガルのように思考をスイッチングすれば、サイエンスと特許は両立する」という"思考のスイッチ"が目からうろこであったとの声や、別の参加者からは、大学の研究成果を知財として生かすための、大学・企業の体制や現状が把握できたという感想が寄せられました。 

また今後の知財セミナーに関して、特許出願から権利化までの手続きの流れや注意点、知財強化方法や特許明細書の書き方についての実習の希望が出されました。


審良プロジェクトでは、今後も継続して、大学研究者に必要と考えられる大学知財セミナーを開催する予定です。また、研究者の希望により個別相談や、知財強化・活用のための学内外の連携調整などにも応じます。

今回のセミナー資料はこちらからダウンロードできます→PDF資料(5.1MB)


講演者紹介

前田裕司特任教授(審良プロジェクト 知財戦略コーディネーター) 
化学工業にて長らく化学、医薬品の研究開発に関わった後、知財担当へと転身。自身が研究に携わった経験から、「研究者の気持ちに寄り添う知財コーディネーター」として、複数の大学の知財部門や大学連携推進室で活躍。大学研究者への知財啓蒙(大学知財発掘・活用も含む)などの経験が豊富。
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メモ

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