ラマン顕微鏡撮影画像の新しい画像処理システムによる生きたマクロファージ細胞の観察(Immunome Research, Nov. 2010)

Automated processing of label-free Raman microscope images of macrophage cells with standardized regression for high-throughput analysisがImmunome Researchに掲載されました。

審良プロジェクトの熊谷雄太郎(研究分担者:サブテーマ1)、Daron M. Standley(研究分担者:サブテーマ5)、Nicholas Isaac Smith(サブテーマリーダー:サブテーマ4)らによる研究成果です。


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要約

顕微ラマン分光法は、生きた細胞の内部を、蛍光物質などで標識することなく観察できる最先端のイメージング技術です。しかし、ラマンイメージングで得られるシグナルはとても弱いため、免疫研究の分野では、まだ広く活用されていないのが実状です。本研究では、インフォマティクスの知恵を活かして、シンプルな画像処理方法(Z-LSR法)によって、ラマン顕微鏡で得られた画像のシグナル/ノイズ比を高めることに成功しました。この手法により生きたマクロファージ細胞のより鮮明な画像を得ることができました。

本研究で開発された観察システムを用いることで、生きた細胞内で起きている一連の免疫反応の全体像の解明が進むことが期待されます。



この論文は以下の雑誌に掲載されました

Immunome Research 6, 11 (2010)

Automated processing of label-free Raman microscope images of macrophage cells with standardized regression for high-throughput analysis

Robert J Milewski, Yutaro Kumagai, Katsumasa Fujita, Daron M Standley, Nicholas I Smith




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