② 特許検索方法(10の詳細②)

 企業で特許検索を行う目的等については、下記の図をご参照ください。ip_10_sub2_fig1.png

 特許検索方法について、特許電子図書館(IPDL)での検索方法を以下に紹介します。

 

ip_10_sub2_fig2.png・特許電子図書館のホームページを開きます。

http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl

・「特許・実用検索」を選択します(初心者向けは選択しない)。
・「3.公報テキスト検索」を選択する。

ip_10_sub2_fig3.png・検索する範囲を選択する。
(「全文」で検索する方が確実ですが、ヒット件数が多くなる場合、「要約+請求の範囲」で検索する。
ヒット件数は1,000件以内であれば、一覧が見れます。)
・発明者とか出願人でも検索できます。
・特許分類でも検索できますが、大学ではキーワード検索で十分だと思います。

ip_10_sub2_fig4.png・例えばTLRで検索すると572件ヒットしました。
ヒット件数は、時間とともに増えていきます。

ip_10_sub2_fig5.png・上記の検索結果から「MYD88」を含むものを除きたいとすると右側のnot検索を利用します。
約30件が減って540件になりました。
・下の一覧表示をクリックすると、左下のような表示がされます。

ip_10_sub2_fig6.png・発明の名称から関心のありそうな番号をクリックすると左下のような表示がされます。

ip_10_sub2_fig7.png・書誌事項と請求の範囲と要約が表示されます。
公報が欲しい場合には(文献単位PDF表示)をクリックして、画面に表示される指示に従って進めば、公報に辿り着きます。

ip_10_sub2_fig8.png・公報の1ページ目には書誌事項等が記載されています。
・赤点線の丸で囲んだ部分は新規性喪失の例が規定(特許法30条)の適用を受けた出願です。企業が出願人になっていますが、通常の企業ではこのような出願はしませんので、大学等の研究者が発明者になっているものと推測します。

 日本弁理士会・近畿支部では無料のパテントセミナーを毎年開催し、「調査入門~特許電子図書館を活用しよう~」のような特許検索も含まれますので、そういう機会を利用されるのも良いかと思います。

日本弁理士会・近畿支部
http://www.kjpaa.jp/aboutus

〔文責:知財戦略コーディネーター 前田裕司〕

 

この記事に関して、質問やコメント等がございましたら、前田知財戦略コーディネーター(akira-ipsc@ml.office.osaka-u.ac.jp)までお寄せください。

| トラックバック(0)

メモ

PDF ファイルの閲覧には、Adobe READER が必要です。以下のバナーをクリックすると、リンク先のページから無償で入手できます。

Adobe reader