5. 発明者とは

 発明行為は事実行為であり、法律行為ではないので発明者の定義は、特許法にはありません。判決の中で「真の発明者とは、発明の具体的着想や具体的解決手段を提供し、技術的思想の創作行為に加担し、発明の完成に貢献した者をいう」と示されています。従って、単なる管理者(研究テーマだけを提示した人)、単なる協力者(単に情報を提供しただけの人)、単なる補助者(研究者の指示で実験をしたり、データをまとめただけの人)、委託者、後援者(単に研究資金、設備等を提供した人)等は発明者になり得ません(1)

(1)山口大学知的財産本部監修「大学と研究機関のための知的財産教本」(改訂版)、40p、2006年(EMEパブリッシング)

〔文責:知財戦略コーディネーター 前田裕司〕


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